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大日本人

公開前からネット上では賛否両論。

カンヌでの微妙な空気や、インタビューでの松ちゃんの態度。

松本信者である私は、早速その真贋確かめるべく、観に行ってきました。

(以下ネタバレ-観た人用)

観終わった後の正直な感想としては、「また賛否両論ありそうなものを創ったなぁ」と。

小林よしのり氏が日頃言っていた、「芸人や漫画家は所詮、道化に過ぎぬ」という
点から考えると、その役目は完全に果たしたのかなと私は思いますが。

ただ、それを受け入れる事ができる人が一体何人いるのかとw

色々なサイトでの評価を見ると、やはり真っ二つに分かれてますね。
5点満点中1点もあれば、5点もある。なんとなく間は少なかったような気がします。

オチをどう受け止めるかが、この映画のキモになるのではないでしょうか。

私個人としては、オチまでの流れの間に、大佐藤を取り巻く環境-世間の目、
家族との関係、認知症の祖父、そして大日本人の造形-に凄く「せつなさ」なるものを
感じていたので(胸が苦しくなったりした)、最後のオチで少し救われた感じでした。

もちろん、その「せつなさ」の隙間にあるネタ-父親が死んだ理由やインタビュアーの
態度-がツボにはまって笑っていたりしたのですが、結局、映画を通して一番感じた
のは、その「せつなさ」でした。

今まで多くの松本人志作品に置いても、そういった部分が根底に流れていたとは
思いますが、映画という表現になることで、よりその部分が強調されていたように
思います。

そういった意味では、やはり映画を撮った事に意味があったのではないかな、とも。

ぼんやりと社会が抱えている問題を皮肉っているようには見えますが、イデオロギーを
感じさせるでもなく、ちょうど良いバランスだったのは、流石と言ったところでしょうか。

北朝鮮ネタは、「よくぞやってくれました」って思いましたがw

「第二回監督作品があったら観に行くか?」と問われれば、もちろん行くでしょう。
きっと今回とは違った手法で驚かせてくれるのは間違いないですから。

追記)

これは本当に余談となりますが、認知症の祖父が暴れる→世間から非難される→
居酒屋で「大日本人だよ」と大佐藤が言う→自衛隊が大佐藤の家に突入と言った
流れの中で、「このまま邪魔者になった大佐藤は国に殺されるんじゃないか!?」と
一人でハラハラしてました^^;
「ここで殺されたら限りなくせつない物語じゃないか」とも思ってたのですが、あっさりと
そんな予想は覆されてしまいました。

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